実生から今年初開花 釜無ホテイアツモリソウ

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初開花を成功させた釜無ホテイアツモリソウを公開

初開花を成功させた釜無ホテイアツモリソウを公開

富士見町と伊那市にまたがる入笠山の希少植物「釜無ホテイアツモリソウ」の再生、復活に取り組む富士見町アツモリソウ再生会議(中山洋会長)は、実生からの栽培で今年初めて開花に成功した株を2日午前8時から同町のコミュニティ・プラザで展示する。同日午後5時まで1日限りの初公開。「活動10年目にして町民に成果を見せることができた。皆で開花の成功を喜び、保護活動への理解を広げたい」(同会議)と来場を呼び掛けている。

同会は10年前に町と町内の有識者、県希少動植物監視員、入笠ボランティア協会、富士見高校、食品メーカー・ニチレイなどで発足。絶滅寸前だった自生株の保護と、種からの増殖に取り組んでいる。

これまでに約3万5000株を育てたが、今年まで残ったのは約2割。3年前、会員宅で栽培した3株が開花し、今年は再生会議のメンバー皆で育ててきた株が初めて花開いた。開花は7株から10個。これらを当日展示する。

同会議事務局では、「実生から育てて初めての花なのでやや小ぶりだが、濃い目の花色やふっくらとした形状に釜無ホテイの特徴がよく表れている。花一つ一つ、表情が微妙に違う点も見てもらえたら」と話している。

問い合わせは富士見町産業課内の事務局(電話0266・62・9222)へ。

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