JICA駒ケ根 候補生が地域実践訓練

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駒ケ根市内で調査した結果を基に立案した新講座の一部をデモンストレーションするJICA駒ケ根の隊員候補生たち

駒ケ根市の赤穂公民館で8日、国際協力機構(JICA)駒ケ根青年海外協力隊訓練所で派遣前訓練を受ける候補生12人が、公民館での開催を想定した新講座のアイデアを発表する地域実践訓練のプレゼンテーションをした。隊員としての問題解決能力を養う目的。説明は計画立案にも協力した市内の区長や公民館分館長に向けて行い、若さあふれる候補生ならではの視点と発想で持論を展開した。

地域実践訓練は、隊員としてのコミュニケーション能力を高めるほか、駒ケ根市民との交流促進や地域活性化の狙いも含み、今年度1次隊からスタート。3次隊の候補生111人は10月下旬から市内の福祉施設や公共施設に分散し、各所の課題を解決する取り組みを行ってきた。

赤穂公民館に配属された12人は3グループに分かれてプロジェクトに着手。公民館利用者118人へのアンケートを実施したほか、同市の下平区、上赤須区、北割一区の区長や分館長から地域の特色や課題を聞き、住民が参加しやすい講座プランをまとめた。

プランのうち、玩具のレゴブロックを使った「レゴで赤穂地区を作ろう」は、多世代が同時に参加できる企画として提案された。レゴブロックで現況の駒ケ根市を組み立てたり、子どもが高齢者から聞いた昔の街並みの再現、未来を想像した街を作る内容。発案した候補生は「レゴは子どもや若い人には親しみがありお年寄りには新鮮さがある。世代を超えた参加者同士の会話も弾むはず」と紹介した。

説明に耳を傾けた赤穂公民館下平分館の松崎昌俊分館長(62)は「なかなか思いつかない提案で参考になった」と話した。ネパールでショウガやコーヒーの販路拡大を任務とする候補生の川名真喜さん(32)=千葉県出身=は「任地でも課題解決に向けた聞き取り調査や計画立案が重要になる。プラン作成には思ったよりも時間が掛かることが分かった。今回の教訓を任務に生かしたい」と述べた。

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