日本初オーガニックシードル フルボトル発売

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新発売の「オーガニックシードル2017」フルボトル

伊那市日影の西村酒店と同市西箕輪中条の白鳥農園は10日、今年発売した日本初のオーガニックシードル(2017年産)で、ジャパン・シードル・アワード2018テイスティング部門の銅賞を受賞したことを発表した。有機JAS認証のリンゴを無添加で醸造したシードル(リンゴの発泡酒)で、シリーズ3種を同日からフルボトルで売り出した。

品種は▽ふじ▽紅玉▽長野県育成4品種(シナノスイート・シナノドルチェ・シナノレッド・秋映)ブレンド―の3種で、信州まし野ワイン(下伊那郡松川町)が製造。5月からハーフボトルで市場に出し、消費者の反応をみた。「ふじ」は香りと味わいのバランスの良さが自慢で、今年のシードル・アワードで銅賞に輝き、伴走型支援を行う伊那商工会議所の仲立ちで発表会を開いた。

ソムリエでもある西村酒店の西村孝喜さん(49)は「半年ぐらい寝かせたことで、熟成され、味わいがより深くなっている。酵母も落ち着き、きめ細やかな泡と穏やかな香りを楽しんでいただけると思う」と話す。

白鳥農園は1980年の開園当初から有機にこだわった果樹栽培をしている。出荷に向かない小玉でも味が凝縮されている農園産リンゴを有効活用しようと、自然素材を生かした料理を提案するざんざ亭(同市長谷)の長谷部晃さんの助言を受け、西村酒店との連携で2015年産からシードル造りに着手。昨年、有機JAS認証を取得し、「オーガニックシードル」を醸造した。

2代目園主の白鳥昇さん(48)は「自然農法のリンゴが、 そのまま自然の作用でシードルになったようなもので、 飲んだときに体にすっと入っていくような感じを味わってほしい」と話している。

価格は税別でハーフボトル(375ミリリットル)が2000円、フルボトル(720ミリリットル)が5000円。問い合わせは西村酒店(電話0265・72・3072)へ。

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