景気業況判断18.1ポイント改善 諏訪信金

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諏訪信用金庫(岡谷市)は、4月末調査の「諏訪地方の景気動向」をまとめた。3カ月前と比べた全産業の業況判断DIはマイナス3・0で、大幅悪化となった前回調査(1月末)のマイナス21・1から18・1ポイント改善した。製造業は設備関連などが堅調に推移し、商業や観光は御柱祭効果もあってプラス水準となった。

調査は諏訪地方250社を対象に、201社から回答を得た(回答率80・4%)。DIは、業況が「好転」と答えた企業割合から「悪化」と答えた企業割合を引いた数値。3カ月前と比べ「好転」とした企業は19・4%、「横ばい」は58・2%、「悪化」は22・4%だった。

製造業の業況判断DIはマイナス2・2で、前回のマイナス22・7から20・5ポイントの改善となった。自動車関連が低調な一方、省力化や搬送機械などの設備関連が好調を維持している。

諏訪地方では熊本地震や三菱自動車の燃費データ不正問題の影響は少ないが、中には、熊本地震で関連企業の被災や取引先の生産ラインストップなどの影響を受けた企業や、三菱自動車系の受注が止まって他メーカーの受注が増加した企業もあり、今後の動向を懸念する見方がある。4月スタートの電力小売り自由化には様子見の企業が多い。

非製造業の業況判断DIはマイナス5・0と、前回のマイナス17・7から12・7ポイント改善した。御柱祭効果で商業は仕出し料理や飲料、法被などが好調で、観光は諏訪湖周辺を中心にした施設の国内旅行客の宿泊人数が増加した。半面で、一部の飲食店や書店、ブライダル関連で来客数が減少するなどの影響があり、建設業も受注の停滞や従業員の休暇といったマイナスの影響が強かった。
 全産業の3カ月後の業況予想DIはプラス3・5。前回のプラス5・2から若干悪化した。

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