橋げた設置始まる 茅野市の上川橋架け替え

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橋げたの設置工事が始まった県道払沢茅野線の上川橋

県諏訪建設事務所が茅野市で進めている上川橋架け替え工事で、橋げたの設置など上部工が始まった。鋼材のけたを大型クレーンでつり上げ、橋台と橋脚の間に架設する様子を、近隣住民がカメラを片手に興味深く見守っている。橋げたを年内に設置後、床版コンクリートの打設や欄干の設置、取り付け道路の整備などを経て、来年7~8月にも新しい橋の供用を開始する。

架け替え工事は2016年11月に本格着手。上流側に仮橋を設置した後、1935年建築の旧橋を撤去し、新橋の橋台や橋脚を建設した。新橋は長さ82メートル、全幅15.75メートル。車道幅は9.75メートルで右折レーンを含む3車線分を確保する。歩道は上流側を幅3.5メートル(現在1.5メートル)に広げ、下流側に幅2.5メートルの歩道を新設する。総事業費は約35億円。

橋げたの鋼材は1本の長さが約5~10メートル、重さは約5~10トン。縦に11本つないで両岸に架け渡し、これを6列つくる。H鋼材とコンクリートを合成したプレビーム工法を採用し、橋の高剛性を確保したほか取り付け道路のかさ上げを最小限に抑えた。橋げたの設置は11日、茅野駅側から始まり、吉川建設(本社・飯田市)が施工している。

上川橋は県道払沢茅野線の道路橋。茅野駅周辺の市街地を結び、橋上からは八ケ岳や中央東線の橋、上川の清流、木落しの坂が見られる。新橋では、旧橋の建築当初から四隅にあった尖塔形の親柱4本を再生使用するほか、欄干の一部にも昭和初期のデザインを再現する。

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