極楽の松に雪吊り 伊那市高遠町の満光寺

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「極楽の松」の雪吊り作業を進める庭師=満光寺(伊那市高遠町)

伊那市高遠町西高遠の満光寺にある「極楽の松」に雪吊りが施された。小池造園(箕輪町)の庭師4人が13日まで2日間かけて作業。樹齢500年余とされる歴史あるクロマツに、雪の重みから枝を守るための縄を張り巡らせて冬支度を整えた。

高遠城主だった武田信廉が兄・信玄の遺命に従って城内から移植したと伝えられている。この松を一目見るだけで極楽往生できるとうわさが広がり、「極楽の松」と呼ばれるようになった。

「極楽の松」を含めたマツ3本の雪吊りをした。支柱の頂点から放射状に縄を張って枝に固定。支柱は長いもので12メートルあり、それぞれの先から20~38本の縄がのびた。幹には害虫対策の胴巻きをした。

「重圧はありますが、歴史あるマツを守る作業に携われて光栄です」と、1級造園技能士などの資格を持つ同社の小池健太郎さん(43)。参拝客の女性は「雪吊りはテレビで見たことがありますが、実際に見るのは初めて。形がきれいですね」と話していた。

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