KYBが岡谷市長に謝罪 適合品に交換約束

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謝罪するKYBの黒滝執行役員(中)

油圧機器メーカー・KYBと子会社による免震・制振装置の検査データ改ざん問題で、同社の黒滝寛執行役員らが14日、岡谷市役所を訪れ、不正が疑われる免震用オイルダンパーが岡谷市民病院に設置されている件について、開設者の今井竜五市長に謝罪した。現在、構造計算による建物の安全性の検証に取り組んでいることを報告し、今後設置されているオイルダンパー全てを適合品に交換していくことを約束した。

同社と施工業者の関係者ら4人が来庁した。不正が疑われる県内の物件のうち、執行役員の訪問による謝罪は県庁、長野市、塩尻市に続く4例目といい、これまでの経過や今後の対応について説明した。

黒滝執行役員は同社の中島康輔社長の書簡を代読し、「多大なご迷惑をお掛けした」と陳謝した。今井市長は「市民の生命、健康を守るべき病院施設にこういうものが使われたのは非常に残念」と指摘。問題発覚から1カ月以上が経過した段階での訪問に「もう少し早い対応、説明があってしかるべき」「説明にもまだ不透明なところが多い」と憤りを示した。

市長との面会後、取材に応じた黒滝執行役員は、年内にも構造計算による安全性の検証を終える見通しを示した。オイルダンパーの交換時期については未定としながらも「病院の性質上、市長からも優先順位を上げるよう要望をいただいている。防災拠点となるような庁舎や病院、警察署、消防署などにもダンパーが使われており、優先順位としては早くなると思う」と話した。

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