SUWA小型ロケット 4号機は安全対策重視

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これまでの成果や今後の取り組みについて報告した全体ミーティング

諏訪地方6市町村や信州大学が取り組む「SUWA小型ロケットプロジェクト」は15日、関係者を対象とした全体ミーティングを岡谷市のテクノプラザおかやで開いた。これまでの取り組みや研究開発の進捗状況を報告。来年3月の打ち上げを目指す4号機については、安全な場所に降下させることを目的に2段パラシュートを導入し、デザインには募集したイラストを使用する方針などを示した。

プロジェクトのメンバーや大学の関係者など約30人が出席した。はじめにプロジェクトマネジャーの中山昇・信大工学部准教授がこれまでの取り組みや成果を報告。3月に打ち上げた3号機は高度3500メートルまで到達し「富士山に近い高さまで上がり大成功」と評価する一 方、風の影響で降下予定エリアが大きくずれた点については「着地、着水のシミュレーションがしっかりできていなかった」と課題を指摘し、4号機では安全対策を重視する考えを語った。

続いて研究開発に取り組むメンバーが班ごとに進捗状況を発表。安全に配慮して導入する2段パラシュートでは高度3000メートルで1段目、高度500メートルで2段目のパラシュートを開くことで「流される距離は最大で1453メートル。ワーストな条件でも陸地にはこない」との見通しを示した。

エンジンは2年計画で推力の向上を図り、「マッハ(音速)超え」を目指す計画。5号機への搭載を目指す。ロケットのデザインは今年度実施したワークショップや講演会で訪れた学校に依頼し、児童生徒から募ったイラストを一つの絵に組み合わせる方針。来年2月に岡谷市で開く「ものづくりフェア」でも会場内に特設ブースを設け、イラストを募集する。

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