映画で地域活性化 駒ケ根市公民館協議会WS

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4つのグループに分かれて映画撮影に取り組む参加者たち

駒ケ根市公民館協議会は16日、地域の課題や将来像を映像化する「映画づくりワークショップ」を同市の赤穂公民館で開いた。映画制作の専門家を講師に脚本や撮影、編集の方法を学び、上映時間90秒の作品を1日で完成させる内容。市内の高校生から70代までの約30人が、映画制作を通じて地域活性化に向けた仲間づくりのきっかけにした。

ワークショップは協議会を構成する赤穂、中沢、東伊那の3公民館開設70周年の記念事業として企画。今年1月に全国の公民館関係者が集まる研修会で赤穂公民館の職員らが映画づくりのプログラムを体験したのを契機に、協議会では地域を題材に映画を撮ることが実際の町づくりのヒントになれば―と、映画制作を記念行事の第1弾にした。

講師は映画「ふるさとがえり」をはじめ、多くの映画作品の企画・脚本を手がける傍ら、高校生の映画づくりなどを支援する映画制作会社「ファイアーワークス」(東京)の取締役で脚本家の栗山宗大さん(40)。ワークショップでは参加者がくじ引きで四つのグループに分かれ、それぞれ一つの作品を手がけた。

栗山さんから映画制作について講義を受けた後、参加者は話し合いで全グループ統一のテーマを「人~いろどり」に決めた。グループごと体験談などを基にストーリーや脚本を考え、カメラマンや演者に分かれてタブレット型端末で撮影。専用アプリで編集して90秒の映画に仕上げた。最後は全作品を上映し、それぞれが感想を出し合った。

舞台美術に興味があるという市内の高校2年生、唐澤純夏さん(17)は「一つの作品をみんなと一緒につくる楽しさを知った。進路の参考にしたい」。栗山さんは「多様な人が関わる映画制作には、地域づくりのヒントがある。今回の出会いを機に、仲間の輪が広がれば」と話していた。

協議会では記念行事の第2弾として来年2月16日、栗山さんの講演・映画上映会を赤穂公民館で開催する予定。

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