支え合いの文化づくり考える 岡谷でセミナー

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支え合いの文化について考えたセミナー

介護や看護、子育てなどさまざまな立場でケアする人の支え合いを考える「ケアする人のケアセミナーinすわ」が16日、岡谷市の諏訪湖ハイツなどで開かれた。障がい者や福祉関係者ら県内外から約200人が参加。シンポジウムや分科会などを通して、誰もが幸せに暮らすことのできる支え合いの文化づくりについて学んだ。

「ともに悩み、ともに楽しみ、ともに成長するケア」をテーマに開いた基調シンポジウムには、長野市を拠点に体感型福祉イベントなどを運営するNPO「Happy Spot Club」(通称ハピスポ)の高山さや佳代表理事、松本市の東昌寺住職でケア集団ハートビート代表の飯島惠道さんらが登壇。高山さんは「ちょっとの力をみんなで合わせたら動き出す」「誰もが人生を生ききることができる社会、いろいろなことに共感できる共感社会を」などと話した。

続いて、発達障がい者らでつくるグループ「ドントウォーリーズ」と、障がい者施設などで演奏会を開く實吉和代さん=諏訪市=のコンサートをはさみ、午後からは「旅をあきらめない、夢をあきらめない」「居場所の可能性」「食と未来」などをテーマに分科会を開き、障がい者も高齢者も誰もが楽しめる旅の環境づくりや、子ども食堂や高齢者の配食サービスから考える「食」の可能性などを考えた。

セミナーは住友生命福祉文化財団(大阪市)と一般社団法人たんぽぽの家(奈良市)が主催し、2005年から各地で開いている。運営は地元住民と協働しており、今回は活動のつながりの中で主催者側から諏訪市の関係者に打診があり、県内で初めての開催が実現した。市民団体「Living Plus One(リビングプラスワン)」の代表で実行委員長の高木智子さん=諏訪市=は、「周囲の人を気遣うことで住みやすい社会になっていく。そんな思いが広がっていけば」と話していた。

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