諏訪実SPH事業 「文化ビジネス」成果発表

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岡谷シルクを使った自作衣装のミニファッションショーもあったSPH事業の研究成果報告会

文部科学省の「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール」(SPH)事業に指定されている諏訪実業高校(諏訪市)は18日、研究成果報告会を諏訪市文化センターで開いた。「文化ビジネス」をテーマに、地域の伝統文化・産業とビジネスを結び付け、商品開発やイベント企画した取り組みを生徒たちが発表。また、「諏訪湖サミット」も開き、地域活動を行う県内他校と意見交換し、地域に根差した3年間の学びをまとめた。

同事業は、専門高校が地域の大学・企業と協同し社会の一線で活躍できる人材育成を目指す。一昨年同校は県内初の指定を受けた。京都で文化ビジネスを実践する同志社大学大学院の村山裕三教授の指導で商業、会計情報、服飾の学科ごとや合同で地域課題を解決する研究を進めてきた。

発表では、諏訪のカリンや岡谷シルク、御神渡りに関した商品開発、働きやすい社会実現を目指したイベント企画などの経過や成果を紹介した。対象年齢を絞ることや周知不足の課題も挙げながら「高校生の視点で諏訪の特長を捉えたい」「自分たちで考え行動する力が付いた」と展望や成果も述べた。

3カ年の事業指定が今年度で最終となり、報告会で一般にも成果を示した。薄井康央校長はあいさつで「しっかり学びをまとめ、これを新たなスタートとして取り組んでいきたい」。県教育委員会の佐倉俊教学指導課長らも、学びの継続と将来の活躍に期待を寄せていた。

引き続き、諏訪湖サミットを開いた。生徒同士が情報共有し、意識を高め合い、今後に生かす目的。同校生徒と、松本市地域づくりインターンの正木輝さん、白馬高や飯田OIDE長姫高などの生徒らが約40人が出席した。

正木さんは地域人教育、白馬高は閑散期の宿泊企画を説明した。グループごと、活動を通し成長した点を述べ合い「地域交流でコミュニケーション力が上がった」「失敗も成長に結び付いた」「地元の魅力を知ることができた」と自身の成長を話していた。

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