お宝に興味津々 豊平小で江戸時代の具足展示

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校長室にあったお宝が自慢気な豊平小の児童たち

校長室にあったお宝が自慢気な豊平小の児童たち

茅野市豊平小学校に、江戸時代とみられる古い具足が展示され児童の関心を集めている。長年、木製の箱にしまわれ校長室の一角に眠っていた”お宝”。3~5年生の男子3人が興味を持ち、開けたのをきっかけに、お披露目された。

旧高島藩医、延川雲山のものとされる。鎧と冑など頭、胴、手足を守るための装備一式がそろっている。寄贈に関わる書き物と、鎧の内側に記される「延川哲爾ノ遺志ニ依リ先祖ノ具足を寄贈へ 大正十年十二月 延川等」から、雲山の子孫哲爾の遺志を受けて、その子孫が寄贈したと推測される。

諏訪教育会編「諏訪の近代史」によると、延川姓の藩医は元禄年間(1688~1704年)、享保8(1723)年、宝暦3(1753)年、文化年間(1804~1914年)、明治2(1869)年の5代。このうち延川雲山名は3代にわたる。茅野市史によると哲爾は、明治44(1911)年に豊平村塩之目の村医を務めている。

校長室でお宝を見つけた児童は興味津々で、ほこりを払い、ほつれた部分を修理し、ご褒美に着せてもらい、かっこいい武将気分を味わった。「昔はこんな重いのを着たんだ」「高島藩って何かパソコンで調べよう」と胸を膨らませる児童もいた。

小林正典校長は「子どもたちはいろいろなことに興味を持つ。展示用の台を作るのに時間がかかり端午の節句は過ぎたが、真田丸ブームもあるのでしばらく飾る予定」と話している。

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