岡谷蚕糸博物館所蔵の資料 農水省HPで公開

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岡谷蚕糸博物館の資料が公開された農水省ホームページ

岡谷市の岡谷蚕糸博物館(高林千幸館長)は27日、同館所蔵の蚕糸資料179点が農林水産省ホームページ内の「明治150年」特設ページで公開されたと発表した。政府の「明治150年」関連施策の一つで、明治の近代化を支えた生糸産業資料の収集とデジタルアーカイブ化(記録保存)が目的。高林館長は、「多くの人に見てもらい、特に研究者には積極的に活用してほしい」と期待を込めている。

農水省の「明治150年」特設ページは、「明治以降の農林水産業の歩みを振り返り、これからの農林水産業の未来を切り開く知恵や手がかりを得る契機となるよう、関連資料を取りまとめた」(同省)もので、▽蚕糸業▽土地改良▽栄養改善と食品産業▽農業技術発展に関する資料―など6項目がある。

蚕糸業では、岡谷蚕糸博物館と大日本蚕糸会が資料提供に協力。約3万点にも及ぶ同館の収蔵資料から、179点を厳選した。掲載資料の内訳は蚕種製造23点、養蚕38点、製糸105点、養蚕や製糸をテーマに描いた錦絵13点。今年8月に専門のカメラマンが同館で写真撮影し、高林館長らが解説文を執筆した。

同館では博物館ホームページ内に農水省の該当ページに直接進めるリンクを用意。高林館長は「収蔵資料は先人が残してくれたもの。デジタルアーカイブ化で公開され、多くの人に利用してもらえるのは非常に意義深い」と話している。

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