高遠に新特産品を 伊那市高遠町山村活性化協が発足

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山村の地域資源を活用し、所得と雇用を増やす活動を展開する伊那市高遠町山村活性化協議会が発足した。▽カラマツ材の高付加価値化▽キノコの増産▽ヒツジの放牧―を3本柱に、2017年度まで3カ年で新たな特産品をつくる。初めての本格的な活動として19日、高遠町総合福祉センターやますそで山村活性化セミナーを開く。

同協議会は高遠町藤沢の住民でつくる伊那東部山村再生支援研究会が中心になって市や財産区、生産森林組合などで構成する。農林水産省から山村活性化支援交付金を15年度は150万円、16、17の両年度はそれぞれ500万円ずつ受ける。

カラマツ材の高付加価値化は、カラマツを木炭化し、木酢液とバイオオイルを製造する。キノコの増産はカラマツ林を整備し、生産量を向上させる。ヒツジの放牧は耕作放棄地の景観を保全しながら乳製品を新たな特産品として売り出す。

セミナーでは東京農業大学の上原巌教授が「信州・伊那谷の身近で新たなバイオマスの発信」、炭化装置製造の明和工業の清水浩之さんが「炭化を中心にできること」、マツタケ名人の藤原儀兵衛さんが「マツタケ山づくりのすべて」と題してそれぞれ講演する。

市農林部は「森林や植物、農地など地域資源を活用した住民主体の活動はすでに始まっており、さらに関係団体が連携して協働で山村を活性化させていく。セミナーは活動内容を知る第一歩」と多くの来場を呼び掛けている。

入場無料。午後1時半~同4時半。

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