幹部が率先し取り組み 駒ケ根市イクボス宣言

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「イクボス・温かボス宣言」を行った幹部職員ら

駒ケ根市の杉本幸治市長をはじめ幹部職員35人が4日、「イクボス・温(あった)かボス宣言」を行った。育児や介護をしながら働きやすい職場づくりに幹部職員が率先して取り組み、家庭と仕事の両立を支援する。

宣言を行ったのは市長、副市長、教育長と部課長級職員32人(女性1人)。▽子育てや介護など配慮の必要な職員を職員全体で助け合う▽業務の見直しや効率化を進め、休日・時間外勤務の縮減を目指す▽休暇を取得しやすい職場環境をつくる―など5項目を宣言し、宣言書に署名した。

部課長会の冒頭、杉本市長が宣言。「組織が活力を維持し発展するためには、仕事と家庭の両立を図ることが重要。仕事優先の風潮があったこれまでと価値観を大きく変え、職員の先頭に立って取り組みたい」と述べ、幹部職員の協力を求めた。

市総務課によると、市の正規職員278人の超過勤務時間は年間2万時間近くに及び、イベントなどに伴う週末の出勤も課題になっている。宣言を機に職場ごとに協議し、業務の見直しや休日取得など、「できることから始めていく」(同課)としている。

「イクボス・温かボス宣言」は上司が率先して育児や介護など家庭生活を支援する機運を高め、職務分担など支援体制を整えて育児休業や介護休暇などの制度を利用しやすくする試み。県内では県連合婦人会の発案で取り組みが広がっており、上伊那地方の自治体では伊那市と箕輪町が宣言している。

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