あずさダイヤ改正見送りを 諏訪広域連合など

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JR東日本長野支社への要請について会見で説明する岡谷市の今井市長ら=7日、県庁

JR東日本が3月に実施するダイヤ改正で諏訪地方各駅の特急あずさの停車本数が減少する問題で、諏訪広域連合と諏訪地方の各市町村議会、商工会議所・商工会、観光協会などの代表が7日、長野市の同社長野支社を訪れ、停車本数減少を伴うダイヤ改正の見送りを伊藤悦郎支社長に要請した。要請後の会見で岡谷市の今井竜五市長は「伊藤支社長からは『ご理解いただきたい』の一言だけだった」と明かし、今後、JR本社にも要請する考えを示した。

塩尻市と同市商工会議所、木曽地域の8町村と各商工会も参加し、55人の要請団が同支社を訪問。22人が伊藤支社長と面談して要請書を手渡した。要請では、今後のダイヤ改正について地元市町村や商工・観光関係団体との事前協議することなども求めた。

非公開の要請後、諏訪市長の金子ゆかり連合長は、「上諏訪駅前の活性化に努めてきた矢先ということもあって大変なショックで、市民も衝撃が大きかったと思う」とし、「気持ちが伝わればありがたい」と述べた。

県庁で開いた会見で今井市長は「これだけ切実な要望なので、本社に上げて検討するなどの言葉を期待した」と述べ、伊藤支社長の言葉に「理解できない」と返答したと要請の様子を語った。

JR東日本は「今回頂いた要望についてはダイヤ改正についての貴重なご意見として承っている。今回のダイヤ改正に限らず、今後も沿線の皆様のご理解を頂けるよう、地元自治体の皆さまとともに各種キャンペーン等しながら沿線自治体を盛り上げていきたいと考えている」とコメントした。

県も同日、3月のダイヤ改正について沿線自治体などに丁寧な説明を行うことや、特急あずさの回数券廃止について「利用者の不満が強い」としてニーズに合わせたサービスを提供することなどを求める要請書を同支社に提出した。下諏訪町の青木悟町長は会見で、本社への要請活動も「一緒に行っていただけるよう(県に)お願いする」とした。

ダイヤ改正では上諏訪駅でのあずさ停車本数は上下計36本から計34本に、岡谷駅は計32本から計28本に減少。下諏訪駅は計16本から計4本に、富士見駅は計11本から計4本に大幅に減る。茅野は計36本の停車を維持する。

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