本坊酒造マルス信州蒸溜所 生産設備増強へ

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生産設備増強に向け安全祈願式を行ったマルス信州蒸溜所

本坊酒造(鹿児島市)は8日、宮田村新田にあるウイスキー蒸留所「マルス信州蒸溜所」の生産設備の増強に向けた安全祈願式を同蒸留所で行った。たるの貯蔵庫を含む蒸留棟と、売店が入るビジター棟の新設などを計画。近く造成工事に入り、建設工事は5月着工、来年9月の完成を目指す。

国産ウイスキーの需要拡大を受けたモルト原酒の安定生産が狙い。増産を見据え、たる貯蔵施設を整備し、老朽化した既存設備の改修を図る。約3万平方メートルの敷地内に施設を新設し、投資額は約12億円。設備増強により、原酒の製造量は1割ほど増やせるという。ビジター棟は2階建てで、自社製品や地元特産品を販売する店舗、試飲ができるスペースを設ける。

同蒸留所は1985年に開設。ウイスキー需要の低迷で蒸留を一時期休止したが、人気の再燃により2011年に再開。14年には蒸留窯を更新し、モルト原酒を製造している。

安全祈願式には同蒸留所スタッフ、関係業者など約20人が参加。本坊和人社長は「ウイスキーをはじめ地ビール、地元産ワインが楽しめる施設にして、観光客に利用してもらいたい」と話していた。

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