JR茅野駅のイメージ 市アンケート調査まとめ

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JR茅野駅のイメージは利用する人には好印象で、利用しない人ほど好感度が下がる傾向にあることが、茅野市が昨年8~9月に行ったアンケート調査で分かった。市は、分かりにくい動線や使い勝手の悪い施設配置など、現在の駅の課題が浮き彫りになった―としている。

アンケートは、市が計画する茅野駅西口駅前広場リニューアル事業に向けて実施。市民と駅利用者、観光事業者、公立諏訪東京理科大生ら2800人にアンケート用紙を配布し、1010人(36・07%)から回答があった。

茅野駅のイメージを5段階で評価してもらったところ、「使いやすさ」は駅利用者の3・06に対し、市民は2・74、「親しみやすさ」は駅利用者の3・33に対して市民は2・8だった。「明るさ」は駅利用者が3・24で、市民は2・86にとどまっている。

市民の駅利用頻度は「週1日以上」は11・2%。最も多いのが「年2~4日」の20・3%で、次いで「年5~8日」の18・8%。市都市計画課は「日ごろ利用している人は不満はないが、あまり利用していない人に不便と感じる部分がある」と分析した。

駅利用者に西口駅前広場の改善点を複数回答で聞いたところ、「送迎のための駐車場の改善」(41・8%)、「雨除けのできる場所の確保」(35・8%)、「休憩施設を増やす」(28・4%)、「ロータリーへの入りやすさ(道路形状の改善)」(26・9%)などが挙がった。

自由記述では、改札口を出た後の動線の分かりにくさや待合の狭さ、満車率の高いパーク&ライド駐車場、駅がある2階ではなく1階に公衆トイレがある現状を嘆く声が寄せられた。施設の老朽化を指摘する意見も目立った。

アンケート結果について、同課は「課題が裏付けられた。初めて訪れた人でも安心して、心地よく、分かりやすく、安全に利用できる駅を目指していきたい」と話した。

同事業は現在、基本構想検討委員会(28人)でワークショップを4回実施。アンケート結果も踏まえ、西口駅前広場の課題整理や複数の構想案をまとめている。来年度からは学識経験者を加えてさらに検討を進める予定だ。2021年度以降の事業着手を目指している。

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