無病息災願い「かさんぼこ」 飯島町日曽利

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焼けて地面に落ちた「かさんぼこ」から花飾りを抜き取る住民

飯島町日曽利地区で13日、青竹の先端に付けた魔除けの花飾りを拾い合う昔ながらのどんど焼き「かさんぼこ(傘ん鉾)」が行われた。会場となった地元集会所の庭には住民50人以上が集まり、おんべに点火後、焼けて地面に落ちた花飾りを手に取り、今年1年の無病息災を願った。

地元41戸で守る伝統行事。「かさんぼこ」は幅1センチ、長さ約2・5メートルの竹串に色紙を貼った花飾りを刺し込んだ和傘の名称で、長さ約8メートルの青竹の先端にくくりつけ、正月飾りを積み上げたおんべの中心に立てられる。

この日は午後5時に点火。かさんぼこが付いた青竹は11分後に地面へと焼け落ち、住民はすぐに花飾りへと駆け寄った。花飾りは丸めて自宅の玄関先に飾るのが習わしだ。

日曽利地区の米澤賢治自治会長(63)は「地元の皆さんの健康と多幸を祈って点火した」とし、「日曽利も次第に人口が減っているが、若い人たちの協力を得て地区を盛り上げ、かさんぼこも伝承していきたい」と話していた。

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