救助技術向上へ 伊那署にボルダリングボード

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伊那署道場に設置されたボルダリングボードで訓練する山岳高原パトロール隊員

伊那署は16日、山岳遭難に対応する「伊那警察署救助隊(山岳高原パトロール隊)」の技術向上を狙い、同署道場に設置したボルダリングボードで訓練を始めた。 隊員らは駒村公孝署長や南アルプス北部地区遭難防止対策協議会のメンバーらが見守る中、ボードを使った訓練に取り組んだ。

ボードは高さ約3.7メートル、幅約2.7メートル。隊員が通常業務の合間に常時、訓練ができる環境を整えようと設置を決めた。現場での的確な岩の握り方や足の置き方、バランス感覚などを身に付ける。

パトロール隊には署員9人が所属。ボードの設置を発案した宮垣津久志隊員(36)は「山での訓練はなかなかできない。ボードで1年を通して定期的な訓練を行い、救助隊の活動につなげたい」と意気込む。隊員らに登り方を助言していた南ア北部地区遭対協の西村和美名誉隊長は「ボルダリングボードでの訓練は安全救助の基礎訓練。練習をこまめに重ね、安全な救助隊になってほしい」と願った。

同署の駒村署長は訓練開始式で、山岳知識に乏しい登山者などによる山岳遭難の増加に触れ、「救助隊には高度な技術が求められる。積極的に訓練してほしい」と激励した。

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