長期休業中の運動部活動 半分以上休養日に

LINEで送る
Pocket

県教育委員会は、中学校の運動部活動に関して、長期休業中に期間の半分以上の休養日を設ける方針を明らかにした。さらに学期中も含めた1日の活動時間の基準も設定し、中学校で平日2時間程度、休日は3時間程度とするほか、高校で平日休日ともに3時間程度とする。県教委は教員の働き方改革につなげたい考え。年度内の定例会で同意されれば、2019年度から方針に沿った取り組みが始まる。

県教委が高校の部活動において活動時間や休養日の基準を設定するのは初めて。高校では休養日を、長期休業中と学期中いずれも週2日以上とする。ただ、部活動に力を入れたい学校など各校に特色があるとして、方針には「原則」との文言を記し、柔軟に対応できるようにするという。

中学校では14年度に策定した活動指針で既に活動時間の基準を示していたが、スポーツ庁が昨年策定したガイドラインを踏まえ、より厳しくした。現行は「平日は2時間程度まで長くても3時間以内」とするが、新たな方針では「平日は2時間程度」と設定。休日は「午前、午後にわたらない」ようにすればよかったが、「長くとも3時間程度」と改めた。学期中の休養日は週2日以上とする。

方針は15日に県庁で開いた県スポーツ審議会で示した。委員からは、競技力を高めるためには2時間の練習では足りないと思う生徒もいるのでは-という指摘も出たというが、県教委スポーツ課の担当者は「競技力向上を学校外の地域で担えるように環境を整えたい」としている。

県内では、女子生徒を中心にスポーツをする生徒としない生徒の二極化が進む。県教委スポーツ課の齋藤毅係長は「生徒が適切な活動量で部活動に参加でき、生涯スポーツの始まりとなるように、継続して取り組める仕組みにしていきたい」と話している。

おすすめ情報

PAGE TOP