平穏祈り恵方に矢 諏訪地方各地「山の神祭」

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夜明け前から恵方に向けて矢を放つ区民たち=下諏訪町第三区

諏訪地方の各地で17日、山の安全や地域の無事平穏を祈る「山の神祭」があった。下諏訪町第三区は町内の国道142号沿いにある山の神社で行い、区役員や町内会長をはじめ区民約70人が参加。手作りの弓矢を使い、今年の福の神がいるという恵方「東北東」に矢を放った。

神事は夜明け前の午前6時から。山林内にあるほこらの前で神職が祝詞を奏上したのに続き、「山の神様、三仙護王」と唱えながら、参加者全員がヤナギの弓に竹の矢をつがえた。

近くではたき火がたかれ、新春の行事にふさわしい雰囲気。終了後は火であぶった恒例のイワシが振る舞われた。数納隆利区長(70)は「阪神淡路大震災以降、全国で災害が相次ぎ、自然の恐ろしさや共生の大切さを改めて感じる。今年1年が平穏であるよう祈りたい」と話していた。

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