かりんちゃんバス利用促進 高校生が提案

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金子市長(右)に利用促進策を提案する生徒たち

諏訪市の諏訪実業高校商業科の選択講座でマーケティングを学ぶ3年生18人は22日、同市の循環バス「かりんちゃんバス」の高校生らの利用促進に向けた調査結果の報告会を市役所で開いた。乗客に地元飲食店の割引券を発行するといったサービス向上策やSNS(交流サイト)を活用した情報発信の拡充などのアイデアを金子ゆかり市長に提案した。

地域との関わりの中でマーケティングを学ぶ生徒が、市からバスの利用促進策を考えてほしいとの依頼も受けて調査した。昨年12月上旬、かりんちゃんバスを含む3便に試乗して現状を確認した。

生徒の提案は7項目あり、予約制による観光客向け路線「ツアー線」の運行、バスの遅れの情報を確認できるスマートフォン向け機能の開発、ツイッターへの時刻表掲載などを挙げた。

高校生の利用者増へ「通学の時間にダイヤを合わせる」といった意見も出た。生徒が同校の全校生徒約500人対象に実施したアンケートでは登下校時間に合うバスがあれば利用したいと答えた生徒が36%に上った―と説明した。

若者に人気のファストフード店など飲食店と連携した割引券発行のアイデアを出した高山舞華さん(18)と矢部悠羽さん(18)は「試乗した時に若い人が少なかったので提案した。(導入されれば)自分たちも券を使って乗りたい」と話した。

市によると、2017年度のかりんちゃんバスの1便当たりの平均乗車人数は6・6人で、ピークだった10年度の10.1人より減っている。金子市長は「SNSの利用は大事でヒントになる提案だった。参考にしたい」と感謝した。その上で「より多くの人が利用できるようなルートにすることが大事。お年寄りの利用状況も調査して提案してほしい」と期待した。

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