在宅ケア推進へ 上伊那多職種ミーティング

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聖路加国際大学の山田雅子さん(右)を講師に、医療・介護の連携について話し合う参加者

上伊那地域包括医療協議会(会長・北原敏久上伊那医師会会長)は27日、「上伊那地域医療・介護多職種連携ミーティング」を伊那市役所で開いた。医師、歯科医師、薬剤師、看護師、介護支援専門員など約130人が参加。「在宅ケアを推進するための情報共有について」をテーマに、医療と介護の連携に向けて理解を深めた。

「いつまでも住み慣れた地域で」という願いを支えるため、当事者、家族、関係者が必要な情報や思いを共有する必要性を理解し、日々の在宅療養支援に生かしていこうと初めて開いた。

聖路加国際大学大学院看護学研究科教授の山田雅子さんが講師を務めた。参加者は5~6人のグループに分かれ、地域で不足したり、余ったりしている医療機能や介護サービスなどについて意見を交換し、発表した。

山田さんは「どうしても足りないところに目が行きがちだが、介護の現場ではできるところを伸ばそうと取り組んでいる」と強調。一方で、「日本の看護師は手を出しすぎる。やりすぎは患者の自立を妨げる。人々のできる力を信じて、どこをサポートするのがベストか考えてほしい」と呼び掛けた。

また、地域の医療・介護連携で感じていることを絵で表現するというグループワークでは、地域包括支援センターに勤務する女性が不安な表情の自分をいくつもドアが取り囲む絵を発表。ドアの一つひとつは連携先で、どこにどういう話をしていけばいいのか見えない状態と説明し、「顔の見える関係づくり」の必要性を指摘した。

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