岡谷哲男さん「懐中時計展」 下諏訪・儀象堂

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コレクションの懐中時計を展示する岡谷さん

コレクションの懐中時計を展示する岡谷さん

下諏訪町にある諏訪湖時の科学館儀象堂で6日、「懐中時計展」が始まった。時の記念日に合わせた特別企画で、諏訪市下金子の工業デザイナー岡谷哲男さん(64)が、コレクションの中から昔懐かしい懐中時計時計約50点を飾った。

1900年から1950年ごろにかけての国産品を中心に展示。当時の精工舎が輸入部品も使いながら1899年に製造した国産懐中時計の初期モデルや、外国製に代わって初めて国産品が採用された1929年ごろの鉄道時計のほか、クオーツ式に切り替わる前に諏訪精工舎(現セイコーエプソン)が手掛けた最後の機械式鉄道時計などが並んだ。

高精度のモデルを量産した米国のウオルサム社製の時計や、珍しい販促品、振り子と歯車を使った懐中時計風の万歩計なども展示した。

岡谷さんによると、懐中時計が一般の間で流行したのは明治30年代から戦後にかけて。腕時計の機能性に押されて次第に姿を消した。「便利な時代になると忘れられるものが多い。時間をゆっくり見て楽しむという味わいを見直してほしい」と話している。

19日までで、毎日午前9時~午後5時。入場無料。

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