おもてなしは豪勢に 仕出し料理商戦本格化

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諏訪大社御柱祭に向けた仕出し料理の商戦が本格化している。業者主催の試食・展示会では、見栄えのする盛り合わせや総菜類、地元食材を使った料理がずらり。品定めする主婦らで大盛況だ。曳行路沿いでは“御柱貯金”をしてきた世帯も多く、「家計は厳しいけれど、7年目ごとに一度だもの。出費を惜しまずに豪勢な料理を用意して、来客をもてなしたい」との声も聞かれる。

天寄せ、コイのうま煮、信州サーモンの手まりずし…。JA信州諏訪が16日、上社の御柱が通過する原村柳沢、茅野市玉川でそれぞれ開いた内覧会には、安心・安全と地元食材にこだわった約30種の料理が並んだ。

保冷材入り発泡スチロール箱で梱包した刺し身の盛り合わせなど、家庭の冷蔵庫以外でも保管できるように工夫した商品もある。山出しで1日当たり約60人を迎えるという柳沢の女性(72)は「どれもおいしかった。前回気に入ったホタテのマリネは今回も必ず購入します」と話した。

玉川会場を訪れた近くの主婦2人は「出費を見据えて御柱預金をしてきた。料理だけで両手の指(10万円)以上になるでしょうが、御柱は特別ですから」ときっぱり。宮川の女性(68)は「たんす貯金」をしてきたといい、「家庭で作れない料理を注文します」と商品を吟味していた。

内覧会は下社山出しの舞台となる下諏訪町萩倉でも開催。3月中旬には、里曳きに向けて諏訪市神宮寺、同町平沢町で催す。前回は計12日間で約7500万円の売り上げがあったという。

宅配料理の試食会・ケータリングショーを始めたベルファイン橋場(諏訪市)は、厳選素材を使ったすしや刺し身盛り、本格中華を提案。アイプラザイトウ(茅野市)は見栄えがし 、「時間が経過してもおいしい料理」を取りそろえる。地域の食品スーパーも巻き込み、仕出し商戦はさらに熱を帯びてきそうだ。

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