竹森、小口さん2人展 ガラスの里の美術館

LINEで送る
Pocket

ガラスの里の美術館常設展示での2人展の初日に来場した竹森さん(左)と小口さん(中)

諏訪市豊田のSUWAガラスの里の美術館内で常設展示している日展、日本現代工芸美術展作家の作品コーナーで1日から、漆の竹森公男さん=諏訪市湖南=と磁器の小口稔さん=岡谷市若宮=の2人展が始まった。竹森さんは6点、小口さんは4点を出品。企画担当で岩谷画廊を経営する岩谷彰さんは「複数の作品を見てもらい、作家の特徴を感じてもらえれば」と話した。5月末まで。

竹森さんは日展準会員、現代工芸美術家協会評議員(審査員)。6号から30号の作品で日暮れ時や明け方の諏訪の雰囲気、星、月といった天体を抽象的な要素を加えながら表現している。金属粉を付着させる「蒔絵」やアワビ貝などを切り透かして貼ったり埋め込んだりする「螺鈿」の加飾技法を取り入れており、黒を基調とした作品が照明の明かりで光り輝き、幻想的な雰囲気を醸し出している。

小口さんは日展会友、現代工芸美術家協会本会員(審査員)。淡い水色が美しい磁器で雲海、雨上がりの守屋山にかかる雲、温泉地で見られる熱泥が吹き出る様子、火口湖を表現している。作品制作に先立つ取材活動にも積極的で各地に足を運んで見て感じたものを表現しているという。

展示開始に合わせ、小口さんは「自分の目で見て感動したものをモチーフにし、思いあって作った」。竹森さんは「諏訪の地から、美術館を訪れる多くの人を通じて作品の魅力を全国に発信したい」とそれぞれ語った。

入館料は高校生以上500円。中学生以下無料。問い合わせは同館(電話0266・57・2000)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP