春を呼ぶ「雲平」 中央食品工業で製造本格化

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春を呼ぶ飾り菓子「雲平」の製造が本格化する中央食品工業

諏訪市諏訪2の中央食品工業で、桃の節句や彼岸の飾り菓子「雲平」の製造が本格化している。四季の花々を絵柄にした半生菓子が店頭を彩り、春の訪れを感じさせている。

雲平はもち米を煎った粉と砂糖を主材料にした工芸菓子。粉を熱湯で練りあげた生地が雲のように見えることから雲平と呼ばれる。創業70年余の同社では代々、型崩れ防止や立体感を出すために竹を使った伝統的な職人技を用いる。柄は、サクラ、アヤメ、アサガオ、コスモス。生地が気温の影響を受けやすいため、この時期限定で作っている。

今季は1月下旬から、三代目の伊藤泰輝社長(53)を中心に製造を始めた。花びらや花芯、葉などのパーツを作って組み合わせる。直径3センチほどに伸ばして、厚さ3ミリの薄切りにする工程を、長年の勘と継承した技で手早く作業を進める。伊藤社長は「春を呼ぶお菓子として知られるようになり、『暖かくなってきたな』と春を感じてもらえれば」と話していた。

3月上旬まで約5000袋製造する予定。170グラム入り540円(税込み)。諏訪地方の土産物店やドライブイン、中央道サービスエリアなどで扱っている。

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