内藤とうがらし栽培3年目 高遠小6年生

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苗を大きなポットに植え替える高遠小の6年生

苗を大きなポットに植え替える高遠小の6年生

伊那市高遠町の高遠小学校6年生約40人が7日、高遠藩主だった内藤家が江戸藩邸の菜園(現東京都・新宿御苑)で栽培したとされる「内藤とうがらし」の苗の植え替えを同校で行った。伊那市の友好都市・新宿区との江戸時代からのつながりに思いをはせながら、伝統野菜を大切に育てていくことを誓った。

八房と呼ばれる品種で、鷹の爪よりマイルドな中辛。江戸時代に新宿周辺で盛んに作られ、そばの薬味などとして人気を集めたとされる。同校は、伊那市内で普及を進める「高遠版内藤とうがらしプロジェクト」に取り組んでいて、児童が栽培に携わるのは今年で3年目。

プロジェクトチームの高島良幸代表(61)やアドバイザーを務める信州大学の松島憲一准教授(植物遺伝育種学)らが来校。内藤とうがらしの歴史や復活への取り組み、育て方などについて説明した。児童たちは、同チームが栽培した青々とした苗をポットから取り出し、数回り大きなポットに移し替えた。今後、陽当たりの良い場所で育て、生育状況を観察。秋ごろの収穫を心待ちにする。

春日涼太君(11)は「新宿区とのつながりが分かった。頑張って育てたい」と笑顔。今年で5年目を迎える同プロジェクト。高島代表は「栽培の輪が広がってきた」と手応えを感じつつ、「商品開発を進めるなどし多くの人に購入してもらうことで、定着化を図っていきたい」と意欲を見せた。

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