豚コレラ 宮田の養豚場、殺処分終了

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畜舎から野外へ運んだ殺処分の豚を重機のバケットに移し、地面に掘った穴へ埋める現場作業員=7日午後1時43分、宮田村

県は7日、家畜伝染病「豚コレラ」が発生した宮田村の養豚場が飼育していた全2444頭の殺処分を終えたと発表した。処分した豚や豚舎内のふんなどを地中に埋める作業を進めており、9日午前までに終える計画だ。

殺処分は、24時間以内に終えるとした国の指針を踏まえ、夜間も継続して行い、ほぼ予定通りの7日午前9時30分までに終えた。養豚場の隣地に重機で穴を掘り、殺処分した豚などを埋却する作業を進めている。

県園芸畜産課は7日の会見で、同養豚場の再開は「数カ月程度かかる」と見通しを示した。徹底した消毒や再開に向けた体制構築に時間がかかるとした。同課は「経営者の意向を最優先に県として支援を考えたい」と述べた。

同養豚場から出荷された松本市の食肉処理場の豚38頭は6日までに殺処分された。施設の徹底した消毒をした上で、8日には稼働できるように作業を進める。

一方で、佐久市の食肉処理場にも同養豚場から4日に豚36頭が出荷されたことが分かり、同処理場は「安全確保のために消毒をする」として豚の受け入れを6日から停止。12日の再開を予定する。県内の食肉処理場は3カ所で、7日時点で稼働するのは中野市の1カ所のみ。県園芸畜産課は「中野の処理場には負担がかかっているが、流通に影響が出ることはないのではないか」としている。4日の36頭は県の検査で安全性に問題はなかった。

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