公共交通もっと使って 駒ケ根市協議会WS

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路線バスの利用を体験する参加者ら

路線バスの使い方を知り公共交通を利用してもらおうと、駒ケ根市地域公共交通協議会は7日、高齢者を対象にしたワークショップを開いた。市高齢者クラブ連合会の会員11人が参加。路線バス「駒ケ岳ロープウェイ線」を利用して駒ケ根総合文化センターから駒ケ根高原までの往復乗車を体験し、公共交通に親しんだ。

運転免許を返納したり返納を予定している高齢者に公共交通に慣れてもらい、公共交通の利用促進や交通事故防止に結び付ける狙いで初めて企画。市地域公共交通網形成計画では同路線の生活路線化を課題に位置付け、協議会で昭和伊南総合病院の敷地内経由運行や駒ケ根高原の日帰り温泉施設こまくさの湯の入浴料とのセット乗車券販売なども検討しており、実現に向けた需要や課題も探った。

参加者のほとんどが普段路線バスは使わないことから、事前に駒ケ根総合文化センターに集合し、料金の支払い方や両替の方法、降車を知らせるベルの使い方など路線バスの利用方法を学習。施設前の停留所「文化会館北」からバスに乗り込み、約15分間乗車して駒ケ根高原の「菅の台」で下車した。駒ケ根高原では昼食や温泉などを楽しみ、同じ路線を利用して同センターに戻った。

参加者からは「降車の際に地面との段差が大きく怖い」「整理券を取り忘れそうになった」などの感想が出された一方、今後の利用については「利用方法が分かったので使いたい」「病院経由やセット乗車券などが導入されれば利用は増えると思う」といった声も寄せられた。

このほか「登山者専用のバスだと思っていた」「公共交通が市民に浸透していない」との指摘も。デマンド型乗り合いタクシー「こまタク」なども含め、地区ごとに公共交通の体験会や説明会の開催を求める意見も出された。

事務局の市企画振興課は「免許返納前に公共交通に慣れ親しんでもらうことが、スムーズな返納や公共交通の利用につながると思う。参加者から出された意見は3月に開く会合に報告し、公共交通の充実を図る参考にしたい」としている。

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