豚コレラ防疫完了 宮田の養豚場 全頭を埋却

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豚を殺処分して埋却した穴に土をかぶせる重機と、消毒用の石灰をかける作業員=8日午後0時20分、宮田村

県は8日、家畜伝染病「豚コレラ」が発生した宮田村の養豚場と松本市の食肉処理場で殺処分した豚2482頭を土中に埋める作業を終えた。豚のふんや飼料の埋却、豚舎の消毒など当初計画した防疫作業が完了した。県は同日に防疫対策本部会議を開き、県内の養豚場17農場を新たに監視対象に指定。豚の搬出や出荷の自粛を要請したほか、継続的な検査を実施する。

県内での豚コレラの発生は6日に確認。宮田村の養豚場の2444頭と食肉処理場の38頭を殺処分し、すべて同養豚場の隣地に埋めた。作業は県や市町村、JA職員、自衛隊など3日間で延べ900人を動員し、8日午後5時30分までに終えた。

養豚場の再開には、徹底した消毒や空舎期間の確保などで数カ月程度かかる見込み。食肉処理場は11日からの稼働を予定している。

監視対象としたのは、宮田村の養豚場が豚を出荷していた松本市と佐久市の2カ所の食肉処理場へ、同じ日に搬入していた農場が対象。感染の疑いが分かった5日以前の21日間を調査した。豚を搬送するトラックなどを介しての感染を懸念した措置。農場では獣医師による検査や遺伝子検査をし、問題がなければ自粛要請を1週間程度で取り下げる方針。検査は28日間継続して実施する。

このほか風評被害の対策を強化していく考えだ。

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