体験充実へ民間ツアー窓口 県霧ケ峰自然保護C

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県は8日、諏訪市郊外の県霧ケ峰自然保護センターの機能強化を図る第3回検討会を同市のクリーンレイク諏訪で開いた。エコツーリズム推進のため同センターを機能強化する9項目の方針を決めた。センター内に民間のツアーデスク(ツアーを手配する窓口)を設置し、多彩な自然体験プログラムを展開するほか、常駐の県職員を増員し、霧ケ峰の魅力発信をさらに強めていく。

県は昨年9月から、豊かな自然と触れ合うエコツーリズムの拠点施設として同センターを機能強化する検討会を重ねてきた。メンバーは国、県、自治体、自然保護活動者、観光関係者、有識者ら19人。検討会はこの日で終了し、今後は検討会メンバーを母体に霧ケ峰自然保護センター連絡会議(仮称)を設立し、それぞれの方針を推進する。 

機能強化方針では、民間ガイド事業者による質の高い有料自然体験プログラムを実施するため、ツアーデスクを設置し、エコツアーの窓口機能とアクティビティ情報の発信を促進する。今後、事業者の公募や選定を行い、2020年度中に運用を開始する。

同センターは現在、自然公園の管理や来館者の対応などに県職員2人(夏季3人)を配置している。さらに通年で1人増やし、短時間の無料自然体験プログラムの内容を充実させながら、SNS(インターネット交流サイト)などを使った情報発信にも力を入れていく。

また、来場者らがインターネットを使った情報収集や霧ケ峰の魅力を発信しやすくするため、19年度中に同センター内に無料の無線通信Wi│Fi(ワイファイ)を導入する。エコツアーガイドの質・量の向上も課題として、自然ガイドを育てるインタープリター養成講座の修了生を対象にフォローアップ研修も企画する。センター内外のフィールド整備や多言語化の対応も進める。

このほか、霧ケ峰自然環境保全協議会などが進めるニホンジカの食害対策のための電気柵設置も協力して行う。

県は3月中に 正式な方針をまとめ発表するとしている。

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