冬の公民館で避難所生活 下諏訪町で運営訓練

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避難所を運営する訓練をする参加者たち

下諏訪町と日本財団は9、10の両日、避難所運営訓練を町内で行っている。「インフラが使えない事態」を想定した厳冬期の公民館に1泊してシナリオがない避難所生活を送り、大規模災害発生に備える。

糸魚川―静岡構造線断層帯でマグニチュード9(震度7)の地震が発生したことを想定。電気、水道、ガス、携帯電話が使えずに限られた備蓄品でやりくりする被災直後の生活をシミュレーションした。

高木公民館での初日の訓練には、区や自主防災会、防災ネットワークしもすわなどから約30人が集まった。けが人や車いす使用者、日本語が話せない外国人などの役割を演じながら、被災者名簿の作成や授乳所の設置、炊き出しなど、自分たちで考えた避難所での行動を実践していた。

受け付けボランティアを担当した下諏訪社中学校1年の浅田美羽さん(13)は「災害の映像を見て怖がっているばかりではなく、自分に何ができるか知りたくて参加した。災害が発生したら学んだことを生かしたい」と話した。

日本財団の石川紗織さんは「避難生活での被害を拡大したいための訓練。自分だけが助かればいいのではなく、弱い人を助けて避難所の自治に協力する人材が育つ」と述べた。

2日目は災害発生1週間後の避難所の運営を訓練する。

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