旧東バル跡地の活用 諏訪市が基本構想案

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諏訪市は13日に市役所で開いた有識者会議「駅周辺市街地あり方検討会」で、同市の旧東洋バルヴ諏訪工場跡地の活用基本構想案を示した。整備方針に事業の収益性確保へ民間活力導入を検討するなど6項目を掲げ、委員から異論は出なかった。市は出された意見を踏まえ、基本構想を年度内に策定する。市は具体的な整備計画作りへ2019年度に民間参入の可能性や事業の収益性などを調べる「利活用可能性調査」を行う方針。

市はこの日、展示場施設として現在の建屋(諏訪湖イベントホール)を改修するか、解体して新たに整備するかの方向性は示さなかった。同調査で双方のコストを比較し、研究するとしている。

市は跡地利用について「産業振興、技術開発、観光振興、雇用拡大の活動拠点ゾーン」に位置付けるとの方向性をまとめている。整備方針では「展示場機能のみでは収益性が乏しい」とし、展示場の効果を高めるため技術開発など地域産業を支援する機能を加えたい―とした。

整備方針として他に、諏訪湖畔の水辺を生かした地域活性化の計画「諏訪湖かわまちづくり」や道路整備と連動して進めるとした。災害時の拠点機能も明記。整備や運営の財源確保が課題のため民間活力の導入や、国、県、諏訪地域の他市町村と連携することも掲げた。

委員からは「事業が成立するには施設の複合化は避けられない」「諏訪6市町村が連携して取り組んで」などの意見が出た。

市は跡地利用の具体的な整備計画について住民に意見を聞きながら、20年度中の策定を目指したいとした。市は15年9月から計10回にわたり開いた同検討会を今回で一区切りとすると説明した。

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