「伊那華のみそ娘」仕込み 東春近の女性組合

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仕込み作業に取り組む伊那華のみそ娘加工組合の女性たち

伊那市東春近の農家女性でつくる「伊那華のみそ娘加工組合」のみその仕込みが15日から、JA上伊那みそ加工施設で始まった。地元産の原材料と昔ながらの製法にこだわった安心・安全のみそは好評で、今年も3月中旬ごろにかけて9トンを仕込む予定。11月まで熟成させ、市内外の小学校や保育園の給食用として提供するほか、A・コープ店などで販売する。

同組合は女性の地域活性化の取り組みとして同JA生活部会の生活班員が中心となって立ち上げた組織で、発足して20年目。現在は11人が所属し、地元産の大豆「ギンレイ」とコシヒカリを使い、添加物を一切使わないみそ造りを続けている。

雑菌の繁殖を防ぎ、みそをゆっくり発酵させて味に深みを出すため、毎年この時期に仕込みを開始。蒸した米に麹菌を混ぜて発酵させた麹を、蒸してすりつぶした大豆、あら塩と合わせてかき混ぜ、たるに詰め込んだ。たるは施設内の貯蔵室へ運び入れ、熟成。7月中旬ごろいったん貯蔵室から出して「天地返し」を行い、再び貯蔵室で寝かせる。

北原典子組合長(70)は「昔ながらの製法により麹の甘みで大豆の風味を引き出す。安心・安全で素朴な味わいのおいしいみそが出来上がる」と話していた。

同JAのプライベートブランド「伊那華のシリーズ」のみそとして、カップ入り(900グラム)と袋入り(1キログラム)があり、値段はともに800円(税別)。伊那市のふるさと納税の返礼品にもなっており、好評という。

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