長藤診療所に非常勤医師 伊那市高遠町

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伊那市は21日夜開いた市医療政策審議会で、3月末で定年退職する市国保長藤診療所(高遠町)の常勤医師の後任として上伊那地方在住の50代の男性医師1人が4月から非常勤医師として勤務する見通しになったことを明らかにした。専門は整形外科で、週1回(水曜日)の診療になる。市は今後も同診療所の存続と診療体制の維持に向け、引き続き医師確保に取り組んでいく方針だ。

市健康推進課によると、同診療所は現在、月・金曜の終日と火・水曜の午前中の週4日診療を行っている。診療科目は内科で、2017年度の延べ受診者数は1817人となっている。

現在の常勤医師は1997年6月に着任。市は定年退職後も引き続き勤務してもらうことができないか打診してきたが、継続は難しいという状況から、後任の医師を探すことになった。

これまで県国保地域医療推進協議会医師紹介センターや県ドクターバンク、市ホームページなどを通じて求人を行うとともに、上伊那医師会や伊那中央病院、JA長野厚生連などに医師派遣の相談や依頼を行ってきたが、医師不足の現状もあり難航。そうした経過の中で非常勤の医師1人が見つかり、当面の診療の見通しが立った。

同課によると、同診療所をかかりつけ医としている患者は90人ほどおり、昨年末ごろから4月以降の診療体制の見通しについて順次説明。希望があれば他の医療機関への紹介状を書くなどの対応をとってきた。非常勤医師の専門は整形外科だが、現在の常勤医師から引き継ぐ形でかかりつけ医として希望する患者についてはこれまで通り対応する意向という。

同課は「今までの診療日数と比べるとだいぶ少ない状況になるが、長藤診療所の存続を第一に考え、今後も引き続き医師確保に努めていきたい」としている。

4月からの診療時間は毎週水曜日午前9時~午後5時15分。

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