2016年06月10日付

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今年は平年より3日早い5日に関東甲信越地方も梅雨入りした。梅雨らしい空模様が続き、昨日の日中は久しぶりに本降りとなった。暦の上では今日が「入梅」。本格的な雨の季節がやってくる▼気象庁が昨日発表した1カ月予報では、気温は平年並みか高め、降水量と日照時間はほぼ平年並みという。要は曇りや雨の日が多く、傘の手放せない日々が続くという解釈でいいのだろう。災害をもたらすような大雨が降らなければよいのだが、こればかりはお天道様次第である▼長野県南部に甚大な被害をもたらした1961年の「三六災害」、岡谷市湊地区などで大きな被害があった2006年7月豪雨災害など、前線が停滞、活発化した時の大雨は怖い。その7月豪雨災害から今年はちょうど10年の節目を迎える▼諏訪6市町村と諏訪広域連合は来月9日、災害10年の伝承事業「忘れまじ豪雨災害 安全・安心なまちをめざして」と題した防災講演会を開く。信州大学地域防災減災センター長の菊池聡・人文学部教授が「明日の安全を確かなものにするために」と題して、心理学や情報論の側面から防災・減災についてアドバイスする▼突然襲う地震と違い、大雨の場合は災害に至るまで時間的な経過がある。警報なども出るし、行政による避難勧告なども行われる。何より一番大切なことは、まず命を守ることを最優先に行動する。これを肝に銘じることだ。

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