野草を安全においしく 伊那西小で食べる会

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野口さんに野草について教わる伊那西小の児童

野口さんに野草について教わる伊那西小の児童

伊那市伊那西小学校で9日、野草を食べる会が開かれた。同校の理科実験クラブの活動の一環で、児童たちは県自然観察インストラクターの野口輝雄さん(64)=同市西箕輪=の指導を受けて野草を採取し、天ぷらなどにして味わった。

市内の小学校では先月、ノビルと間違えてスイセンを食べる食中毒が発生。野口さんはこの事故をきっかけに先生たちが萎縮してしまうことを懸念。同クラブの講師を務めていることから、この日は安全な野草の食べ方を示そうと計画した。

同クラブの4~6年生10人が参加。児童たちは野草には「食べられるもの」「食べられないもの」「食べられるけど、食べないもの」があることを教わり、学校林へ。食べられる野草としてタンポポ、カンゾウ、オオバコ、ツユクサ、ミツバ、コバキボウシなどを採取した。

持ち帰った野草は野口さんが食べられる野草かどうか再度確認し、天ぷらにしたり、湯がいて調理。コバキボウシの天ぷらを食べた松崎達也君(11)は「そんなにクセがない」、アカザの天ぷらを食べた田畑真子さん(9)は「少し苦味があったけど、おいしかった」などと感想を話した。

野口さんは安全に野草を食べるため「知らない野草は食べない」「調理する直前に再度チェックする」などとアドバイス。「自然の素晴らしさ、大切さを教えることをやめてはいけない」と呼び掛けていた。

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