しょうゆの量多いのは男性 駒ケ根市調査

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駒ケ根市は市民の食習慣を改善して生活習慣病予防を図るため、代表的な調味料のしょうゆに着目して食事での使い方を調べた。それによると、しょうゆをかける量は男性に多い傾向があり、塩気のある加工食品にしょうゆをかけて食べる人も男性に多かった。市地域保健課では「長年の習慣や無意識な行動で余分に食塩を摂取している可能性がある」として、調理や食べ方の工夫を提案している。

2013年度の県民健康・栄養調査によると、男女とも約9割の県民が塩分をとりすぎで、特に調味料からその6~7割をとっていることが分かっている。同市は脳卒中等の生活習慣病予防のために減塩活動を推進中で、市民の実態を調べ、調味料を切り口にした啓発に取り組んだ。

調査は同市の保健補導員の研修会や地区の健康教室、市健康フェスティバル来場者で協力を得られた393人を対象に行った。1丁の8分の1サイズの豆腐の模型を用意し、実際にしょうゆをかけてもらって計量。併せてしょうゆの使い方についてのアンケートを行った。

集計によると、豆腐にかけたしょうゆの量の平均は男性が1・7グラム、女性が1・4グラムだった。男女とも10代以下を除くと、年代が上がるにつれてしょうゆの量が少なくなっていた。同時に行ったアンケートで、しょうゆをかけて食べる食品を複数回答で調べたところ、かけたしょうゆの量が多い人ほど、しょうゆをかけたり、つけたりして食べる料理の数が多いことも分かった。

塩気のある加工食品にしょうゆをかけて食べる人は、男性に多くみられた。特に「かまぼこ・ちくわ」にしょうゆをかけると答えた男性は20・7%で、女性の5・8%を大きく上回っていた。

同課の管理栄養士は「ひと口も食べずに、味を足している方もいるのではないか。中に塩が練り込まれているものは、少し食べてみてから味を足すかどうかを考えるべき」と指摘。減塩のために、うま味を利用した調理の工夫のほか、香辛料や酸味の活用も勧めている。

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