未来基金活用し給付型奨学金導入へ 下諏訪町

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下諏訪町は来年度から、「こども未来基金」を活用した給付型奨学金を導入する。向学心を持ちながら、経済的な理由で修学が困難な高校生以上を支援する。月額1~2万5000円を支給し、返済は求めない。25日開会した町議会3月定例会で事業費を盛った一般会計当初予算案と関係条例案を提出した。

給付型は、町内で1年以上生活する住民税非課税世帯の子どもが対象。高校生と専修学校生(中卒)に月額最高1万円を、大学生、短大生、専門学校生、専修学校生(高卒)に同2万5000円を支給する。

新年度予算案には、150万円を計上している。高校生は10人、大学生らは1人の支給を想定した。在学する中学と高校の校長が推薦し、町教育委員が審査する。3月20日以降に募集し、早ければ4月から支給を開始する。

「こども未来基金」は、子どもたちに均等な教育の機会を与えるために寄付を募って積み立てている。町の中学生ニュージーランド短期留学費用の貸与や、子どもの居場所づくりなどに加え、来年度から使途を拡大して給付型を新設した。

これまでの奨学金は、卒業6カ月後から6年以内に返済を求めていた。2015年度から条件を満たせば貸与額の2分の1の返済を免除している。今年度は大学生2人、短大生と専門学校生、高校生が1人ずつの合わせて5人が利用した。

青木悟町長は 本会議の提案説明で、「経済的に厳しい環境に あるさまざまなケースに 応じた柔軟な教育支援を行う。 新たに給付型奨学金を支給し、未来を担う子どもたちを応援する」と述べた。

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