2019年2月27日付

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小欄を担当してほぼ20年。私事で恐縮だが、貯まった有給休暇を消化して定年退職するため、今回が最後になる。当初は現在より担当者が少なかったので1週間に1回、現在はほぼ月2回のペース。数えてみると400本を超える▼毎回題材に悩む中で、なるべく本紙に掲載された出来事や話題から引くように心掛けたが、浅学非才の身には思うに任せないことも多かった。大げさに正義を振りかざしたり偽善に陥らないよう戒めてもきた。時にお叱りを受けることもあったが、共感や賛意を頂いたこともある▼この間、選挙に絡んだ題材になることも多かったが、平成最後の統一地方選を控えて気になっていることを最後に一言。現時点で諏訪、茅野両市の市長選は無投票になる可能性がある。記者という立場だと選挙戦になった方が、言い方には語弊があるかもしれないが面白い。何より市民の間に活気が出てくる▼視点を変えて考えると、市レベルで首長選が無投票になるのは政治的に活気がないことの表れではないかとも思う。市民の側にも「この人しかいない」という積極支持層より、「まあいいでしょう」という消極容認層が多いのではないかと危惧する▼最悪な状態は「誰がやっても同じ」という無関心層が増えていくことだ。こうなるとまちづくりへの市民の関心も薄れて、行政的にもプラスにならない。選挙には、まちづくりの推進力がある。

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