最優秀賞に武居さん ジビエ料理コンテスト

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趣向を凝らした創作料理がプロの料理人の手によって次々と仕上げられた

県諏訪地域振興局は26日、諏訪地方のプロの料理人16人を集めた鹿肉ジビエ料理コンテストを諏訪市公民館「カルチャーホームすわ」で開いた。趣向を凝らした創作料理が出品され、最優秀賞に日本料理店「二十四節氣神楽」(下諏訪町)の武居章彦さん(49)の「鹿肉の七福味噌漬け」を選んだ。出品作は来年度作成予定のジビエ料理を中心に諏訪地方の食を伝えるガイドブックの中で紹介する。

鹿肉の需要拡大と観光振興を目的に初めて企画した。出品された料理はパスタ、肉団子、チャーシュー、バーベキュースタイル、鹿肉丼、ステーキ、カレー、焼きしゃぶ、カルパッチョなどで和食、洋食、中華、エスニックなどジャンルも多彩だった。審査員は日本ジビエ振興協会の藤木徳彦理事長と鮎澤廉事務局長が務めた。▽肉の特長を生かしているか▽印象を残す要素があるか▽食欲を高めるような工夫やアイデアがあるかなどの観点から審査し、出品者も「おいしい」と感じる料理を選んで投票した。

最優秀賞に選ばれた武居さんの作品は、リンゴ、クルミ、タマネギなど7種類の食材を練り込んだ信州産の味噌に鹿肉を2日間漬け込んで軟らかくし、焼き上げるシンプルな料理。藤木理事長は「じっくりと漬け込んだ鹿肉は軟らかく、それでいて歯切れがいい。鹿肉らしさを良い意味でかき消してとても食べやすく仕上げた」と評価。武居さんは「まさか選ばれると思っていなかったのでびっくりした。コンテストを知り、ジビエに初めて挑戦してみた。自店で提供したことはないが、今後、メニュー化を目指してみたい」と話した。

優秀賞には宴屋とんぼ(諏訪市)の宮川裕城さんの「鹿ヒレ肉の焼きしゃぶ ネギ・ゴボウサラダと共に」と飲食処ばんや(同)の山田尚幸さんの「鹿団子の甘酢あんかけ」の2点が選ばれた。

藤木理事長は講評で「全国各地でジビエ料理を競い合うように発信されている。鹿肉は信州産も甲州産も鹿児島産も味に大きな違いはない。信州産の食材との組み合わせがないと面白みに欠ける。ぜひ地域でまとまってジビエ料理を発信し、諏訪に観光客を呼び寄せてほしい」と語った。

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