お年寄り支援にポイント付与 富士見町

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富士見町は、お年寄りや障がい者宅の雪かき、ごみ捨てなど無償ボランティアをする町民に、「支え合いポイント」を付与して町内入浴施設の無料優待券を贈る福祉施策を新年度から新たに始める。2019年度一般会計に事業費を計上した。

町によると、高齢者世帯が増えるにつれて日常生活に不安を抱くお年寄りも増加。雪かきや外出に困り、支援を望む声も多く聞かれる。しかし介護職は人手不足が深刻で、住民相互の助け合い、支え合いが不可欠となりつつある。

新たなポイント制度は、町民のボランティア意識を育て、活動意欲を後押しする施策。支援を求めるお年寄り、ボランティアの提供者それぞれがあらかじめ町に登録し、「雪かき30分ごと4ポイント」「傾聴30分ごと1ポイント」など活動するごとにお年寄りからポイントをもらう。計20ポイント貯まると年1回、町内5カ所の温泉入浴施設を無料で利用できる優待券を町から贈る。

お年寄りが気兼ねせず支援を頼りやすくし、子どもから定年退職後の世代まで社会参画と生きがいづくりにつなげたい考え。従来、献身的にボランティア活動をしている町民へのねぎらいや、町内施設の利用促進で地域の活力を生む目的もある。

支援対象は、75歳以上で生活上のサポートが必要な高齢者のみの世帯、障がい者の単身世帯など約400世帯。ボランティア活動に従事する町民は18年度現在、町社会福祉協議会への登録で約100人。ポイント制度の導入で裾野を広げ、初年度は200人への優待券交付を見込む。

町住民福祉課では「お年寄りの困りごとを解消しつつ、町民お互いの助け合いが当たり前にできる町になれば」と願いを込めている。

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