8月に「駒ケ根高原音楽祭」 佐野さん会見

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駒ケ根市出身のテノール歌手佐野成宏さん(51)=東京都=が企画、出演する「第3回駒ケ根高原音楽祭」が8月6~11日、市文化会館を会場に開かれる。開幕を飾る「オープニングガラコンサート」と、プロの声楽家を育成する講座「マスタークラスレッスン」を中心とした音楽イベント。10日に市役所で記者会見した佐野さんは「駒ケ根の夏の観光とリゾート地の宣伝を目的に『リゾート&ミュージック』を提案したい」とし、文化芸術を通じた地域振興にも期待を寄せた。

若手声楽家の育成を図りながら、芸術に親しむ機会を市民に提供しようと2013年に始まった音楽祭。昨年は佐野さんの体調不良により中止となったため、2年ぶりの開催となる。プロを目指す若手を対象としたマスタークラスは、これまでに20人が受講。日本を代表する音楽家から表現方法や技術、舞台人としての振る舞いを学び、受講後は海外留学や公演などそれぞれの道で活躍しているという。

今年のオープニングガラコンサートは8月6日午後3時開演。佐野さんとソプラノ歌手の中嶋彰子さん、ピアニストの河原忠之さんが出演し、オペラアリアを披露する。

7~10日のマスタークラスレッスンでは3人が講師を務め、受講者10人を指導。10日のレッスンは午前11時から一般公開する。11日午後2時からのマスタークラスコンサートでは、全受講者が舞台に立ち、練習の成果を発表する。

佐野さんは「歌い手が(演奏会に向け)どう音楽をつくり、組み立てていくのか、その準備を目の前で見ることができる」と公開レッスンの面白さを紹介。駒ケ根には山岳観光だけでなく、芸術文化によって市外からの集客を図る「大いなる可能性」があると指摘し、「老若男女を問わず文化芸術に親しんでもらえるものを提供していきたい」と意欲を示した。

入場料はオープニングガラコンサートがS席6500円、A席5500円、B席4000円(全席指定)。マスタークラスの公開レッスンとコンサートはそれぞれ1000円(全席自由、当日売り)だが、オープニングガラコンサートのチケットがあれば無料。問い合わせは市文化会館(電話0265・83・1130)へ。

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