中山間地を金融店舗車が巡回 JA上伊那

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4月15日から試験運用が始まる金融移動店舗車

JA上伊那は、金融窓口を備えた「金融移動店舗車」の導入を決め、4月15日から試験運行すると発表した。来年4月に店舗の再編を検討している地域を含め、中山間地を中心とする管内12地区を巡回して営業。食料品や日用品などを扱う移動販売車「ファミマ号」が同行し、金融サービスの提供と暮らしのサポートを行う。来年4月から本運用に切り替え、双方を2台ずつにして運行する。

4日、伊那市狐島の本所で御子柴茂樹組合長らが概要を発表し、上伊那の農産物が描かれた金融移動店舗車をお披露目した。2トン車の車内に窓口を備え、JA職員が対面で応じる。入出金や記帳、公共料金の納付など、支所窓口とほぼ同じ業務を取り扱う。防犯カメラは複数台搭載する。

試験運行期間中は1日2地区で営業。各地区には週1回のペースで金融車と販売車が訪れることになる。御子柴組合長は「『なくてはならないJA』を目指し、出向く体制を強化したい。利便性を高めるとともに、移動車や周辺が触れ合いの場となり、地域の活性化にも貢献できれば」と話した。

金融移動店舗車は1台約3000万円で、農林中金の助成を活用して導入した。全国で配備を進めており、県内JAでは5例目。大規模災害時には被災地に派遣し、サービスを提供する。ファミマ号は2013年2月から伊那市西箕輪で運用を始め、営業地区を順次拡大している。

同JAは金融移動店舗車の愛称を一般公募する。本所・支所に置く用紙に必要事項を記入し、今月末までに窓口に提出するか、ファクス(0265・72・6108)などで応募する。問い合わせは金融部(電話0265・72・6134)へ。

営業予定地区は次の通り。
▽小野、川島、東箕輪、手良、新山、美和、伊那里、藤沢、長藤、東伊那、七久保、片桐

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