向陽生2人が県高校読書コンクールで入賞

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県読書感想画・感想文コンクールで入賞した大谷美夢さん(右)と鈴島遥さん

下諏訪向陽高校(下諏訪町)の2年生2人が、県高校図書館協議会の主催するコンクールで入賞した。読書感想画県コンクールで最優秀賞を受けた大谷美夢(みむ)さん(17)と、読書感想文県コンクールで佳作に入った鈴島遥さん(17)。2人とも「うれしい」と喜んでいる。

読書感想画コンクールは、本の読後感想を絵に描き、競う。大谷さんはある少年の数奇な運命を描いた物語「ヒトラーと暮らした少年」を題材に制作。純粋な少年として生まれた主人公が周囲の環境に翻弄(ほんろう)され、他人を差別するような大人になってしまう―という粗筋から、人生を後悔する主人公と、対照的に夢を実現した少年時代の友人を中心に絵を描いた。

「過ちを後悔している人に対して周囲がどう向き合うのかという問題に焦点を当てたかった」といい、「美術部で別の作品も手掛けていて十分時間をかけられなかったので、出来には満足していない。来年もう一度チャレンジできたら全力で取り組みたい」と話した。

読書感想文コンクールは、読後感想を決められた字数の文章で表現する。鈴島さんが題材にしたのは、足に障がいを持つ少女が懸命に生きる姿を描いた「わたしがいどんだ戦い」。今ある自分を受け止め、厳しい状況下でも諦めないで道を切り開く重要性を約2000字にまとめた。「何度も書き直しを繰り返した感想文だった。入賞するとは思っていなかったので、うれしかった」という。

2人ともコンクールへの参加を通じて、本へ関わりが深まった。大谷さんは「もともと本は好きで読んでいたが、新しい本との出合いの素晴らしさを知った」、鈴島さんは「自分ならどうするということを考えて読むようになり、本の読み方が深まったと感じる」と話している。

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