化粧せっけん完成 富士見高養蜂部

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化粧せっけん商品の完成を喜ぶ富士見高の生徒と小古間さん(後列右)

富士見高校(富士見町)養蜂部の生徒が養蜂活動で得たハチミツや蜜ろう、ラベンダー水などを使った化粧せっけんが完成し、「みつばちさんの宝物」の商品名で今月中旬に発売する。町内のせっけん作家、小古間かずささん(43)と化粧品メーカー・ピノーレ(頭金周介社長、本社埼玉県)が協力。「高級で良質な素材を使った希少価値が高い品」(同社)と専門家のお墨付きをもらい、生徒らは「地元の幅広い世代の皆さんに使ってほしい」と完成を喜んでいる。

商品には採取したハチミツ、蜜ろうのほか、蜜源植物として育てたヒマワリの種から搾った油、ラベンダーの精油時に出る精製水なども使用。小古間さんにアドバイスを受けながら試作を重ねて調合の配分を決め、ピノーレ八ケ岳工場(南原山)が製造した。

「泡立ちの良さと、すっきりとした洗い上がりを重視した」と生徒たち。ハチミツならではの濃厚な潤いがあるという。手作りでありながら法律上の厳しい条件に適合し「化粧品」と銘打ったのも大きな特長だ。商品ラベルには同部のマスコットキャラクター「はちはち君」を採用した。

商品化にあたっては同工場を見学し、頭金社長から製造工程、法律についても学んだ。養蜂部部長で1年生の松浦朱里さんは「商品ができるまでの過程と責任の重さ、携わる人について知ることができたのも大きな成果」といい、卒業した3年生の頑張りのおかげ―とも話す。

小古間さんと同社にとっても高校生とのタイアップは初めてで、小古間さんは「皆で力を合わせて作り上げる達成感を味わえた」と感謝。商品の販売主体となって今後も同部の活動を支援する。また、頭金社長は「富士見に進出して1年半。地域貢献になれば、との思いで協力した。生徒たちの一生懸命な姿がうれしかった」と町内で初めて結んだ交流を喜んでいる。

JR富士見駅前商店街内にある同校のアンテナショップ「ふじみの森」と小古間さん経営のアトリエ・スクランブルで販売。価格は1個1500円(50グラム)。問い合わせは小古間さん(090・5778・1034)へ。

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