霧ケ峰の魅力を紙芝居に 自然や人物紹介

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紙芝居「霧ケ峰」を作ったスワんこプロジェクトの河西さん、小平さん、髙橋さん(右から)

読み聞かせ活動や諏訪地域の歴史や文化、自然現象などを題材に紙芝居を自作する岡谷市の女性5人の「スワんこプロジェクト」(河西皆子代表)は、3作目となる紙芝居「霧ケ峰」を作製した。霧ケ峰の自然、人との関わり、歴史上の人物など、オリジナルのキャラクターの掛け合いでわかりやすく伝えている。

シナリオは諏訪市図書館司書の河西代表(47)=岡谷市銀座=、絵はグラフィックデザイナーの小平陽子さん(51)=同市塚間町=が手掛けた。4年前から小学校高学年以上を対象に、「御柱祭」と「御渡り(御神渡り)」を作製。霧ケ峰学習の切り口となる資料を望む声や、「御渡り」の監修をした諏訪市八剱神社の宮坂清宮司から諏訪市と下諏訪町の水は霧ケ峰とゆかり深いと聞き、題材にした。

内容は酒造りや染め物に利用される伏流水、黒曜石の産地やグライダー発祥の地、諏訪大社下社大祝の金刺盛澄の伝説、ニッコウキスゲやレンゲツツジの花々、自然保護活動など。小学生に親しみやすいキャラクターの「スワろう」くんと「ミサ」さんがガイド役で、多方面から霧ケ峰の魅力を紹介する。

取材やシナリオ作り、パソコンでの作画に半年ずつ費やした。河西さんは「霧ケ峰は幅広く、一つのテーマをまとめるのが大変だった」。小平さんも「弓の名手の金刺盛澄の時代考証や流鏑馬のスタイルに苦労した」と話す。前作までは自費製作だったが、今回県の地域発元気づくり支援金を活用。9日の岡谷市西堀公会所「ラムラムひろば」でのお披露目や、秋にお話し会も予定する。

紙芝居はA3判で全10枚。上演時間は15分ほど。前2作は高齢者施設での利用もあり、事務局の髙橋栄子さん(50)=同市東銀座=は「紙芝居がシリーズ化し、さまざまな世代の人たちに利用してほしい」と期待していた。

200部作り、価格は1部1900円。岡谷市の笠原書店本店とシルクファクトおかや、諏訪市の諏訪書店とセラ真澄で扱う。

問い合わせは髙橋さん(電話080・5407・7012)へ。

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