国道153号バイパス道の駅 2候補地で検討へ

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伊那市の白鳥孝市長は6日の市議会3月定例会一般質問で、国道153号バイパスへの設置を検討する「道の駅」について、「伊那(竜東)・手良・美篶」と「富県・東春近」の両地域を候補地として検討していく考えを明らかにした。防災拠点としての機能も備えた道の駅とする構想で、今後の道路の整備状況を見ながら設置場所を決定していく方針だ。田畑正敏氏の質問に答えた。

現在建設が進んでいる伊那バイパス(伊那市青島~福島)や、今後整備が進められる見通しの「伊駒アルプスロード」(駒ケ根市北の原~伊那市青島)の沿線を想定。2019年度からの第2次伊那市総合計画前期基本・前期土地利用計画に位置付け、実現を目指す。

白鳥市長は「近年、道の駅は地方創生を具体的に実現するための有効な手段として考えられており、多様なサービスの取り組みが求められている」と指摘。国土交通省の支援が受けられる重点道の駅として設置を検討する考えを説明した。

その上で、「道の駅の登録要件に防災施設は義務付けられていない」としつつ、「東日本大震災では住民の避難場所や復旧作業の拠点としても活用された。市民の安全安心を確保する観点から、道の駅に防災拠点としての機能を備えることは必要と考えている」と述べた。同市長谷の道の駅「南アルプスむら長谷」には防災倉庫が設置されており、災害時用の資機材、土のう、発電機などが保管されているという。

道の駅の設置場所については「今後の各道路の開通時期、整備の進捗状況を見据えながら決定していきたい」(白鳥市長)と述べるにとどめた。

市危機管理課によると、どの程度の広さを確保できるかにもよるが、ヘリポートを設ける可能性も検討する。負傷者の搬送や救援物資の受け入れなどに対応できるという見方を示した。

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